新種の角竜類化石発見=欧州初、アジアから進出か
5月27日2時4分配信 時事通信
ハンガリーの白亜紀後期(1億〜6500万年前)の地層から、草食恐竜である角竜類の頭骨化石が発見され、新属新種に分類された。トリケラトプスに代表される角竜類の化石は、これまでアジアと北米でしか見つかっておらず、欧州では初めて。ハンガリー自然史博物館などの研究チームが27日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
この化石は、発見場所付近の地名などから「アイカケラトプス(属)コズマイ(種)」と名付けられた。全長は推定約1メートルと小柄。頭骨の化石は部分的だが、角はなかったとみられる。
当時は大陸の形が現在と違い、アジアから欧州にかけては海と多くの島々があった。アジアの角竜類が、島伝いに欧州に進出した可能性があり、小柄なのは島の環境に適応したためかもしれないという。
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当時は大陸の形が現在と違い、アジアから欧州にかけては海と多くの島々があった。アジアの角竜類が、島伝いに欧州に進出した可能性があり、小柄なのは島の環境に適応したためかもしれないという。
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最終更新:5月27日12時57分