口蹄疫「知事と大臣、腹を切れ」で市議ブログ炎上
2010年5月22日(土)20時44分配信 読売新聞
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宮崎県の口蹄疫問題で、三重県四日市市の諸岡覚市議(39)(民主)がインターネット上のブログに、宮崎県や政府の対応を批判して「県知事と農水大臣は腹を切って死ぬべきである」などと記述。批判を受けて記事を削除し、謝罪していたことが22日、わかった。
諸岡市議によると、20日午後9時42分、自身のブログで、「第1号の感染牛を見逃して1か月近くも放置した県は、万死に値する」などと書いた。しかし、これに対する批判のメールや書き込みが相次いだため、約1時間半後に削除した。さらに、翌21日には「不見識で不謹慎な発言だった」との謝罪文を掲載したが、批判メールなどは1000件を超えたという。
諸岡市議は本紙に対し、「『腹を切って』というのは、今年3月から始めたブログの決めゼリフとして使っていた」と説明。「私自身も畜産農家の出身で、畜産農家はやっていられないという思いを伝えたかった」と弁明した。
諸岡市議は日大農獣医学部卒で衆院議員秘書などを経て、2004年の市議補選で初当選し、2期目。