最終更新: 2010/05/27 13:19

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口蹄(こうてい)疫 避難の種牛6頭のうち1頭に感染疑い 残る5頭の扱いを慎重に検討へ

家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の感染が広がっている宮崎県で、避難させていたエース級の種牛からも感染の疑い例が1頭見つかった問題で、政府の現地対策チームは、残る種牛5頭の扱いを慎重に検討することにしている。
政府の現地対策チームの山田農水副大臣は、22日朝、「経過観察ですが、宮崎県にとっては大事な種牛だと思っています。かといって、それがいいのかどうか、ここは大臣と相談させていただこうと」と述べた。
今回、感染の疑いが出たのは、宮崎・高鍋町の宮崎県家畜改良事業団から口蹄疫感染から守るため、西都市に移動させていた種牛6頭のうちの1頭。
「忠富士」と呼ばれるこの種牛は、6頭の中で最も精液の供給量が多く、宮崎牛を生み出す種牛として県内No.1と言われていた。
残る5頭は今のところすべて陰性で、引き続き経過観察中だが、政府の現地対策チームでは、これらの種牛が西都市の同じ牛舎にいることから、今後の扱いについて、慎重に検討することにしている。

(05/22 12:04 テレビ宮崎)


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