最終更新: 2010/05/27 13:11

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口蹄(こうてい)疫 発生源から半径10km圏内対象の全頭処分のためのワクチン接種作業開始

家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の感染が広がっている宮崎県で、口蹄疫の発生源から半径10km圏内を対象とした全頭処分のためのワクチンの接種作業が、22日から始まった。
21日夜、東国原知事は、「断腸の思いでありますが、ぜひとも、ぜひともご理解とご協力をお願いしたいと思います」と述べた。
ワクチン接種は、政府の補償内容などについて21日夜に東国原知事と関係自治体が合意したことから始まるもので、22日朝、ワクチンを積んだトラックが宮崎市の家畜保健衛生所を出発した。
22日の接種は、高鍋町や木城町など、7つの農場の豚2万頭に獣医師70人が行う予定で、23日以降、口蹄疫発生の中心となっている川南町に向けて進められることになっている。
現地対策チームでは、なるべく早く接種を終えたいとしているが、対象の農家の中には、処分を前提とした接種に反発している人もおり、説得に時間がかかるおそれもある。

(05/22 12:05 テレビ宮崎)


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