ここから本文です
[PR]

口蹄疫対策で1000億円=特措法成立へ―農家の損失補てん、まん延防止

5月26日20時14分配信 時事通信

 宮崎県で被害が広がる家畜伝染病、口蹄(こうてい)疫への対策で、衆院農林水産委員会は26日、畜産農家の損失補てんやまん延防止対策の強化を盛り込んだ口蹄疫対策特別措置法案を全会一致で可決した。これにより、同法案は28日にも成立する見通しとなった。2012年3月末までの時限立法とし、施行に必要な経費は「約1000億円の見込み」と明記した。
 議員立法を準備していた民主と、25日に独自の法案をそれぞれ国会提出した自民、公明の両党が協議した結果、法案の一本化で合意し、筒井信隆委員長が提案した。
 法案は(1)口蹄疫ワクチンを接種した家畜の殺処分強制(2)殺処分に伴う畜産農家の損失を都道府県が補てんし、国が全費用または一部を負担(3)畜産農家の生活の安定や関連事業者の経営再建、地域経済の活性化に向けた支援―が柱。19日に政府の口蹄疫対策本部が決定し、既に実行している対策に沿った内容となった。 

【関連ニュース】
〔写真特集〕口蹄疫 宮崎牛に大きな被害
〔用語解説〕「口蹄疫ワクチン」
口蹄疫対策で1000億円=特措法成立へ
年金保険料などを免除・猶予=口蹄疫対策で
口蹄疫消毒薬、80トン追加輸入=バイエル

最終更新:5月26日23時53分

時事通信

 

この話題に関するブログ 1件

主なニュースサイトで 口蹄疫 の記事を読む

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

PR

PR
ブログパーツ

国内トピックス

注目の情報


主要メディア6紙の過去記事2年分を瞬時に検索。
全国紙の社説を比較する毎日新聞の企画「社説ウオッチング」。産経新聞の「社説検証」とあわせてチェック(本文有料)。

PR

注目の商品・サービス