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2010年5月26日(水) 19:35 |
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町工場のモノづくりを学べ
景気の低迷が続き中小企業を取り巻く情勢が厳しさを増す中、大阪の町工場が画期的な自転車部品を発明し、会社の再生に成功しました。 その社長を招いてモノづくりの心意気を学ぼうというセミナーが開かれました。 成功の秘訣とは。
画期的な自転車部品を開発したのは、大阪府堺市で自転車のハブを製作する中野鉄工所の中野隆次社長です。 部品の説明自転車を運転しながら自動的にタイヤに空気が入るハブその名もエアハブです。 常に安定した空気圧を保ち、現在、国内で7万台が生産されています。 26日、岡山市で中野さんの講演会が開かれ、岡山県内の中小企業の社長ら30人が出席しました。 自転車業界は1990年以降中国との熾烈なコスト競争で厳しい経営が続き、10社あったハブ専業工場は現在、中野さんの会社1社だけ。 生き残りをかけて中野さんが「エアハブ」を開発し、大手自転車メーカーが採用するまでも様々な壁があったということです。
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