広島市の山間部で男性を襲い射殺されたツキノワグマ=広島市佐伯区(広島県提供) 広島、クマに襲われ男性重傷 山間部の自宅裏山で26日午前7時半ごろ、広島市佐伯区湯来町の無職小田満昭さん(60)が自宅裏山でクマに襲われ、近所の住民を通じ119番し、病院に運ばれた。広島市によると、右手の指のうち4本を切断するなどの重傷。 広島市や広島西署によると、小田さんはイノシシ用のわなに掛かったクマを確認しようとして襲われた。クマは体長約1・3メートル、重さ約80キロの雄のツキノワグマで、その場で射殺された。 一方、襲ったのは別のクマとの情報もあり、近くに中学校があることから地元の猟友会などが警戒に当たっている。 小田さんは自宅で飼っているニワトリが数日前に襲われたため、わなを仕掛けていた。現場は広島市北西部の山間地。 【共同通信】
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