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【芸能・社会】

森昌子『晴れやか』退院会見 『子宮全摘悩んだが今はすっきり』

2010年5月27日 紙面から

手術で「3キロやせました」と笑顔で話した森昌子=東京・六本木のテレビ朝日で(梅津忠之撮影)

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 子宮の全摘手術を受けた歌手森昌子(51)が26日、東京・六本木のテレビ朝日で記者会見し、退院報告と病状などについて説明した。

 今月17日に都内の病院で手術を受け、24日に退院。3年前から更年期障害に悩まされ、同じころに子宮筋腫の除去手術を受け、昨年5月には子宮頸(けい)がんの摘出手術も受けていた。そして今年に入って再び子宮筋腫が見つかった。

 昌子は「子宮全摘ということで悩みましたが、筋腫ができやすい体質だということもあり、今の私に最良の方法という医師の勧めで決断しました。以前はうつ状態にもなっていましたが、今はスッキリ晴れやかな気持ち。落ち込むこともなく心身健康になりました」と笑顔で語った。6月1日のテレビ東京の番組収録から仕事復帰する。

 昌子は05年に森進一と離婚。その後も急性肺炎での入院や、事務所独立など公私に慌ただしい日々が続いていた。3年前からは更年期障害に襲われ、同時に子宮筋腫が見つかった。貧血や薬の副作用にも悩まされ続けたという。今年に入っては顔面が湿疹(しっしん)で覆われた。「いまもそのあとが残っています」。ここ3年は気分が落ち込むことが多かったという。「カーテンを閉めて部屋に閉じこもったり。誰にも会いたくないことも。それでもステージではファンの皆さんの前では笑顔でいました」と話した。

 17日の手術は延べ4時間に及んだ。20センチほど腹部を切ったという。森は「手術は2回。1回目が終わってから出血し、2回の手術ということになりました」と説明した。

 今後は月1度のペースで検査を受けていくという。「私と同じ病気で悩んでいる方の何かお役に立ちたいと思って、今日も会見してお話しすることにしたんです。子宮は全摘しましたが、卵巣はありますから、女性ホルモンは残ってます。恋愛? ぼちぼち考えてもいいかな、冗談ですよ」と笑った。

 

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