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【大相撲】

相撲協会、2親方の処分を協議 暴力団観戦問題で

2010年5月27日 08時57分

 日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で理事会を開き、昨年名古屋場所で暴力団関係者が使用した土俵付近の特別席の入場券を手配したとされる木瀬親方(元幕内肥後ノ海)と清見潟親方(元幕内大竜川)の処分内容を協議する。

 元横綱朝青龍関が一般人男性への暴行問題を起こした引責で2月に引退するなど、問題続出の相撲界。理事会では、降格を含めた厳しい処分が下される可能性もある。

 両親方によると、知人から特別席の手配を依頼された木瀬親方が、現役時代に所属した部屋の先輩にあたる清見潟親方に仲介を頼み、清見潟親方が「茶屋」と呼ばれる相撲案内所から確保した。両親方は、券が暴力団関係者に渡ることを知らなかったとしている。理事会では両親方を呼んで弁明させた上で処分を検討する。

 また大関琴光喜が、週刊新潮に野球賭博疑惑を報じられた件で、陸奥生活指導部長(元大関霧島)が事情を説明する。

(共同)
 

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