出馬表明の息子評価も兄に「離党しろ」

　３月に自民党を離党し、無所属の鳩山邦夫元総務相は参院選出馬を表明した長男・太郎氏について「日本のトップリーダーにふさわしい舛添さんの党にいったのは高く評価する」と期待した。

　自身が所属した自民党、兄・由紀夫首相の民主党でなく、新党改革からの出馬に「『どの政党だろうと信念を持って選べ』とアドバイスした。親子、兄弟がみんな違う政党でもいいじゃない」。自身の同党への入党、連携については「今すぐにはない。無所属というフリーの立場を当面は堅持する」と慎重。親交が深い山田宏氏率いる日本創新党、たちあがれ日本などとも連携を模索中だ。

　米軍普天間基地移設問題で窮地に立つ鳩山首相に対しては、「言ってることとやってることが違う。マニフェストのうそつき合戦だ」とばっさり。「兄が民主党を離党すればいいのでは。私と一緒に新党作るとか」と、仰天オファーまで飛び出した。

（2010年5月27日06時02分  スポーツ報知）

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