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【郵便不正】供述調書の証拠採用を却下 大阪地裁、無罪の公算高まる (2/2ページ)
倉沢被告については、供述内容の変遷を検証。「検察側に大きな問題があったとまではいえない」としながらも、誘導の可能性を指摘し、「検察側の意図に合わせて作成したことがうかがえる」とした。
また、横田裁判長は凛の会元メンバーの調書も却下。凛の会発起人、河野克史被告(69)=1審有罪、控訴=や厚労省元部長(58)ら5人の調書21通のうち9通だけ採用したが、「信用性の判断は別」と注釈をつけた。
今後は、6月22日に論告求刑、29日に弁護側の最終弁論が行われて結審し、判決は9月中旬にも言い渡される見通し。