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石川さゆり「身を裂かれる思い」

 吉岡さんを見送る川中美幸=東京・築地本願寺
 吉岡さんを見送る川中美幸=東京・築地本願寺

 心筋梗塞(こうそく)のため17日に死去した作詞家・吉岡治さん(享年76)の葬儀・告別式が25日、東京・築地本願寺でしめやかに営まれ、大勢の関係者が最後の別れを惜しんだ。

 多くのヒット曲を世に送り出してきた吉岡さん。その実績を物語るかのように、弔辞には日本作詞家協会の湯川れい子会長に加え、吉岡作品のヒット曲を持つ歌手の五木ひろし(62)、都はるみ(62)、川中美幸(54)、石川さゆり(52)の5人が立った。

 「天城越え」のヒットに加え、よき相談相手だったという石川は「一心同体の歌作りでした。吉岡先生との別れは身を裂かれる思いです」と涙ながらに読み上げた。また06年に作曲家・市川昭介氏、08年に公私にわたるパートナーだった中村一好氏、そして吉岡氏と相次いで恩人を亡くした都は「悲しいです。上に行ったらゆっくり3人でいろいろな話をしてください」と祭壇に語りかけていた。






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