初代ライト級女王決定トーナメントへの出場が決まった石岡沙織（左から２人目）と長野美香（右から２人目）。左端は杉山しずか、右端はＨＩＲＯＫＯ＝東京・シーザージム渋谷
女子総合格闘技大会「ジュエルス」を主催するマーヴェラスジャパンの尾薗勇一代表と佐伯繁スーパーバイザーが２５日、都内で会見し、初代ライト級（５２キロ以下）女王決定トーナメントの開催を発表。石岡沙織、長野美香、ハム・ソヒを第１弾出場選手とした。この階級の第１人者・藤井恵は米ベラトールＦＣ参戦のため参戦しない。
０８年にスマックガールでハム・ソヒに敗れているエース・石岡は「１回戦で当たっても決勝で当たっても、優勝するのは私なので関係ない」と、借りを返して優勝することを宣言。23日・新木場大会でセリーナに敗れながら温情措置で出場が決まった長野も「同じ悔しさを味わわないようにしたい。出るからには優勝を狙っています」と、負けずに言い切った。
このほかの出場候補として、尾薗代表はセリーナや吉田正子、市井舞を挙げ、佐伯氏はライバル団体のヴァルキリーを主戦場とするＷＩＮＤＹ智美や高林恭子とも交渉する考えを明かした。１回戦は７・３１新宿大会で、準決勝と決勝は１２・１７後楽園大会で行う。
(２０１０年５月２５日)