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東日本ボクシング協会は24日、都内で理事会を開き、亀田3兄弟の父・史郎氏(45)の暴言問題で、管理監督責任を問われた亀田ジム・五十嵐紀行会長(35)を会員資格の無期限停止処分を下し、吉井慎次トレーナー(50)を新会長に承認することを決めた。亀田ジムは存続となり、3兄弟は今週中にもジムでの練習を再開する。
会見した大橋秀行会長(45)は「選手を第一に考えた」と、活動自粛で満足な練習環境にない3兄弟の現状を考慮したことを明かした。協会主導で会長を交代させ、亀田ジムを継続させる方策を出した。
吉井氏は86年のセコンドライセンス取得以降、20年以上選手指導にかかわってきたベテラン。亀田ジムには08年の設立当初から在籍している。協会は近く同氏のクラブオーナーライセンスを日本ボクシングコミッション(JBC)に申請する。
一応の決着を見せたが、騒動の種となった史郎氏の存在感は消えない。協会は史郎氏が東京都葛飾区の自宅兼ジムから住居を別に移したと報告したが、強いきずなで結ばれた一家だけに近隣に住んでいると考えられる。ジムの出入りも「親子だから制限できない」(大橋会長)という状態。兄弟の所属事務所の社長として発言力も依然強い。大橋会長は「吉井会長に管理、監督してもらうしかない」と期待を寄せるが、多くの問題は積み残されたままだ。
◆JBC、吉井氏へライセンス発行前向き ○…日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長(49)は「協会の報告を精査してからになるが、通常は協会員として認められればライセンスはすぐに出すことになる」と述べ、吉井氏のライセンス発行に前向きな姿勢を示した。また、WBA世界フライ級王者・亀田大毅と元王者・坂田健史(協栄)の交渉期限が当初の24日から31日に延長となったことも明かした。
◆史郎氏の暴言問題 ○…3月27日のWBC世界フライ級王座統一戦(亀田興毅―ポンサクレック)後、控室で父・史郎氏が判定などに異議を訴え、試合役員らに「おのれの首、取ったる」と暴言を吐いた。
JBCや東日本協会から問題視され、亀田ジムは活動を自粛。史郎氏は4月3日にJBCへ謝罪に出向き、同12日にはセコンドライセンスを返上。だがJBCは翌13日に史郎氏を同ライセンス取消処分とし、事実上の永久追放に。五十嵐氏にもクラブオーナーとプロモーターの両ライセンスの無期限停止処分を科した。
一方、東日本協会は早急な処分は避け、調査委員会を起ち上げ、対応を協議してきた。
(2010年5月25日06時03分 スポーツ報知)
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