2010年5月22日12時40分
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が3年に1回開く第22回全体大会が22日午前、東京都内で始まった。会場周辺では、韓国の哨戒艦沈没事件を受けて、在日本大韓民国民団(民団)の関係者約200人が4カ所に分かれて抗議行動を行った。大会は23日まで。
全体大会には在日朝鮮人の代議員約2千人が参加し、今後の活動方針や役員人事などを決める。許宗萬(ホ・ジョンマン)責任副議長はこの日の大会で、朝鮮学校の無償化適用に向け「(世論の)幅広い支持を得ることができた」と活動を評価した。
民団側は、会場に隣接する公園や約200メートル離れた歩道で抗議。「必ず制裁する」「恥を知れ」などと書かれたプラカードなどを掲げた。
大会に参加する福島県の男性(59)は「北朝鮮が魚雷攻撃をするメリットがない。北朝鮮のせいにして得をするのは韓国と日米だけだ」と話した。