人気ダンスボーカルグループ「EXILE」が所属する、東京の芸能プロダクションが商標権を持つロゴの入ったTシャツの偽物を販売したとして、大阪の衣料品店の経営者ら5人が商標法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪市内で3つの衣料品店を経営する高山健成容疑者(56)ら5人です。警視庁の調べによりますと、高山容疑者らは、「EXILE」が所属する芸能プロダクション「LDH」が商標権を持つロゴが入った偽物のTシャツ2枚を自分の店で販売していたとして、商標法違反の疑いが持たれています。本物のTシャツは、1枚6000円余りで市販されていますが、高山容疑者らは1枚1500円で仕入れ、2500円で販売していたということです。警視庁によりますと、高山容疑者は「商標法に違反するとは知らなかった」と供述し、容疑を否認しているということですが、ほかの4人は容疑を認めているということです。警視庁は、5人が1か月に600万円を売り上げていたとみて調べるとともに、Tシャツの仕入れ先を捜査しています。