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ウイルスを使った架空請求摘発
ファイル共有ソフト上でウイルスを仕掛けたゲームをダウンロードさせて「著作権を侵害した」とうそを言い、和解金名目で現金をだまし取っていたとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは詐欺容疑で、ネット関連会社「ロマンシング」社長の男(20)=埼玉県新座市=と東京都北区滝野川、会社員、岡顕三容疑者(27)を逮捕した。
同センターによると、コンピューターウイルスを使った詐欺事件の摘発は全国初で、ウイルス作成者の摘発は2例目。
同センターの調べによると、男らは昨年11月26〜30日までの間、ファイル共有ソフト「シェア」上に実名のアダルトゲームを装ったウイルスを公開。ダウンロードの際に品川区の20代の男性ら4人に入力させた個人情報などを、男らが開設した架空の著作権団体のサイトに掲載した上、ダウンロードが著作権法違反に当たることを警告。同サイトに掲載された個人情報などの削除と合わせ、和解金名目でそれぞれ5800円計2万3400円を指定口座に振り込ませた疑いが持たれている。
2人は大筋で容疑を認めており、男は「名前を公表すれば驚いて利用者が金を出すと思った」と供述しているという。
同センターによると、昨年11月26日現在で、1456人がウイルス入りのファイルをダウンロードした形跡が残っていたという。