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オオタカなどの営巣放棄、第2東名計画路線上周辺での草刈りなどのためと、市民グループが抗議文/秦野

2010年5月25日

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 秦野市内で活動する市民グループ「秦野の自然と環境を守る会」は25日、市内上地区の第2東名計画路線上周辺で、中日本高速道路秦野工事事務所が草刈りなどを行ったため、生息するオオタカなど猛きん類の営巣放棄や営巣木の移動があったとの抗議文を同事務所に提出し、恒久的保護などの対策を求めた。

 同会などによると、同事務所は生息実態を知っているにもかかわらず、営巣直前の時期にオオタカ、ノスリが生息する営巣木周辺で、草刈り作業などを行った結果、オオタカは営巣を放棄し、ノスリは別の木に移ったという。

 抗議文では併せて(1)巣立ちを確認するまで測量作業などを行わない(2)建設計画の変更を含む対応を示す(3)恒久的保護対策を示す―などを求めている。猛きん類に詳しい同会の新保睦晴さんは「作業に入るときは環境省に問い合わせるべきなのにしていない」と話し、同事務所の怠慢を指摘する。

 同事務所によると、測量の事前準備として、周辺の部分的草刈りを2月下旬から3月中旬まで、2~4人の少人数で15日ぐらいかけて行った。

 巣に直接接触するわけではないとの理由で環境省に問い合わせはせず、現地で守る会から指摘されて作業を中断した。


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