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「1128」 第21回副島隆彦を囲む会主催定例会『新たな金融危機へ向かう日本−米・欧州・中国・そして日本−』の参加お申し込み受付のお知らせ。 2010.5.17 |
副島隆彦を囲む会のアルルの男・ヒロシ(中田安彦)です。今日は、2010年5月17日です。 今回は私たち、「囲む会」主催の定例会のお知らせを致します。3月の定例会は、座席数の少ない会場で開催致しましたが、今回はおなじみの「社会文化会館三宅坂ホール」での開催となります。日時は、7月10日土曜日です。 予定される講演内容をお知らせする前に日時と当日の予定をお知らせします。 ・定例会のお申し込みページは、こちらになります。↓ 第21回 副島隆彦を囲む会主催定例会 ↓以下のURLをクリックしていただくと、 会場 「社会文化会館 三宅坂ホール」 【当日の予定】 開場 12:15 ※開場、開演時間以外は、あくまで予定です。終了時刻等が変更になる場合もございます。 ・定例会のお申し込みページは、こちらです。↓ ===== それでは少しだけ現在の段階での予定される講演の内容をお知らせします。
地方の書店でもこの本は必ず置いてあるそうです。文章ではなかなか伝わらないことが顔写真一枚ですぐに伝わる。ビジュアルの威力というものを感じました。私は、07年に『世界を動かす人脈』(講談社)と言う本を上梓(じょうし)いたしましたが、新書という制約上、人物写真をなかなか使えなかったことを悔やんでいます。 今回の企画では、主に欧米、そして中国やインドなどの新興国を含めた世界中のパワーエリートについて写真付きで紹介します。講演会ではその一部を公開致します。「新興国の新しい富豪、企業経営者の顔をぜひ眺めてみたい」という皆様にはご期待に添えるプレゼンテーションになると思います。講演ではフォーブズの世界の大富豪を活用し、写真付きでわかりやすくお話ししたいと思っております。 また、簡単に今年のビルダーバーグ会議の情報についてもご報告致します。すでに5月7日から9日にかけて、アイルランド・ダブリンでデイヴィッド・ロックフェラーも参加しての三極委員会(トライラテラル・コミッション)が開催されています。今年のビルダーバーグは6月3日からスペインのバルセロナ近郊のシッチェスというリゾート地で開催される予定がほぼ確定しています。 ビルダーバーグと言えば、去年の開催地は現在、欧州を拠点に起きている金融危機の震源地、ギリシャ・アテネ近郊でした。そして、今年は新たに金融危機に見舞われるのではないかとされるスペインでの開催。欧州危機とビルダーバーグ会議の連動性についても当然注目されるところです。一時間の講演で手短にこの2つの話題について取り上げます。
ギリシャを見舞っている金融危機、そして南欧州全体に広がるのではないかと伝えられているヨーロッパの国家債務危機(ソブリン・クライシス)と、ドルに対して大きく下落するユーロ、その一方で上昇し、現在1オンス=1240ドルを超えた国際金価格。
欧州連合の縁(へり)の一国にすぎない、ギリシャこの債務危機を全欧州的に波及するように仕掛けたのは誰か。膨らんだ風船に針を刺した投機筋(ヘッジファンド)なのか、それとも欧州にたくさんの金融派生商品やモーゲージ債券を売り込んだり、ギリシャの粉飾決算を勧めてきたアメリカのウォール街の大銀行なのか。 一方で米国国内で4月下旬に突如起きた。米金融当局(証券取引委員会)による巨大投資銀行ゴールドマン・サックスに対する証券法違反による提訴、それに続く、ニューヨーク司法当局による複数のウォール街銀行に対する刑事捜査の着手。これが意味するものは一体何か。5月上旬に突如急落して、取引そのものが取り消されたニューヨーク株価の背景には何があるのか。その秘密にも迫ります。 そして、ユーロ安の中で上昇し続けるドル価格。このドル高はいつまで続くのか。この背後にあるアメリカの金融界の長老たちの思惑は何か。ユーロ安を仕掛けたのはやっぱりアメリカなのか?中国経済は失速するとしても何処まで失速するのか。ドルと人民元の関係はどうなるのか?欧米系ヘッジファンドで一部でささやかれる、「中国バブル崩壊」の仕掛けに中国はどのように対抗するか。これらの皆さんの疑問に講演の中で副島先生が答える予定です。
一方、国内に目を向ければ、参議院選挙では民主党が苦戦するとの報道がなされている。鳩山・小沢政権の官僚機構との戦いはなぜうまく進まないのか?普天間基地移設問題ではなぜマスコミは外務省、防衛省ルートの報道を流し続けたのか。今の日本のマスコミは一体どこまで官僚機構と結託しているのか。
近々、日本政治に関する最新刊の対談本を出版する予定の副島先生が、日本全国の講演先でであった企業経営者たちの意見などを紹介しながら、政権交代後も依然として残る日本政治の病巣をえぐり出します。 後半の講演はこのように盛りだくさんの内容を盛り込む予定です。前回は歴史講演でしたが今回は金融経済をメインに講演致します。ご期待ください。ふるってご参加ください。 ・定例会のお申し込みページは、こちらになります。↓
2010/05/17(Mon) No.01
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「1124」 副島先生が「重たい掲示板」に寄せた、野中広務の官房機密費暴露の記事を再掲します。2010年5月5日 |
アルルの男・ヒロシです。 今日は、2010年5月5日です。 副島隆彦先生が、先ほど、「重たい掲示板」の方に、ここ最近のインターネット上で盛り上がった、野中広務氏(元官房長官、自民党幹事長、衆議院議員)の内閣官房機密費に関する暴露に関しての雑感を載せました。この掲示板を見ていない方のためにも、表看板の「ぼやき」のページの方にも転載したいと思います。 インターネット言論は、私たち学問道場が10年前にこのウェブサイトを始めたときから大幅に進化しています。私も、最近はツイッターという「ミニブログ」を使って情報収集、情報交換を始めました。必ずしも副島隆彦読者ではない方からの意見もたくさん得ることができる貴重な場です。ツイッターで入手した知識は、「ぼやき」や書籍の形で皆さんとも共有したいと思います。 以下の副島先生の文章に出てくる、政治・文芸評論家の山崎行太郎(やまざきこうたろう)氏も、有名なツイッター論客の1人です。ツイッターは24時間情報が更新され続けるジェットコースターのような世界です。それだけに人によっては向き不向きがあるようです。向かない人にはことごとく向かないメディアだといえるかもしれません。 会員の方で私のツイッターの読者になってくださっている方も結構いるようです。私以外では、古村研究員が評論の手段としてツイッターを利用しています。 私のツイッターアカウント(bilderberg54) 学問道場では6月に入ってすぐに、現在進行形の普天間問題に関する座談会を数人の研究員の参加で行う予定です。この問題もテレビ・新聞の統制されまくった報道内容と、ツイッターやブログなどの「インターネット情報共有空間」における議論はまったく180度違います。 再度書きますが、ツイッターは人によって向き不向きがあります。副島先生は今のところ、「私には向いていない」という意見のようです。正直なところ、私も始めた当初はあまりに多くの情報が頭に入ってくるので、混乱して脳にひびが入りそうになりました。ですから、登録の仕方が分からないというレベルのインターネット初心者はツイッターには手を出さない方がよいのではないか、と思います。 学問道場ではツイッターで収集した情報を選別し、より分け、できるだけ「正しい解釈」で皆さんにお伝えすることをこれからの目標の一つに加えることになると思います。 アルルの男・ヒロシ拝 ===== [1577]山崎行太郎氏の「政治評論家の終焉。政治ジャーナリズムの終焉 」がすばらしいです。 副島隆彦です。 下の方に 載せる 文藝評論家の山崎行太郎(やまざきこうたろう)氏が書くとおり、本当にそうだ。私は、この文を読んで、胸が透(す)く思いだ。 まさしく「政治評論家の終焉。政治ジャーナリズムの終焉」 だ。 内閣官房機密費(正式には、報奨費=ほうしょうひ=だそうだ)から、盆暮れに 500万円ずつ、貰(もら)っていた 政治評論家、政治ジャーナリスト たちの名内閣官房機密費前が実名でぞろぞろ出てきて、この者たちは、これでおしまいだ。 もう崖(がけ)から落ちたも同じだ。 彼らは、もう二度と、テレビの画面に出てきて、鳩山政権憎(にく)し、民主党憎し、小沢一郎憎し の嬌声を響かせることはできない。 と思ったら、今朝、ちらと見たテレビに、例の テリー伊藤 という下品な 四角い色メガネの、ロンパリ目玉 の男が出ていた。心なしか虚(うつ)ろな表情をしていた。きっと内心は穏やかではないだろう。 私としては、同業者というほどでもないが、以下に列挙されている、この馬鹿な男たちがこれで、テレビ・コメンテーター出演という あぶく銭( 一回、5万円ぐらいだ。私も過去に出ていたから知っている)の収入を無くすのだ。 私は、同業者として、彼らの末路を、哀れに思わない訳にはゆかない。彼らは遂に墓穴を掘った。もはや彼らはテレビで偉そうなことは、今後一切言えなくなった。本当にそうだろう。 ・・・・それでも言うだろうか。そうなったら恐れ入る。日本は、こういうダニのような人間たちが言論人、評論家を名乗る国なのである。 このことを、私は、宮崎哲弥(みやざきてつや)という、15年前の若いころから知っていて、私の家に週刊新潮の編集者と遊びに来たこともある、この 宮崎哲弥については、 過去の「今日のぼやき」の中で、私は、「人の寝首を掻(か)きに来る男だから、私は始めから警戒していて良かった」 と、確か5年前に、書いた。 この文を、今からでも会員の皆さんは、読んでください。宮崎哲弥がこれで言論商売人として滅ぶということが分かっただけでも、私はうれしい。日本国から”言論害毒”がその分だけ減るからだ。 これらのことを、4月23日から暴露発言し始めた、妖怪政治家の野中広務(のなかひろむ)の真意は私にも分からないが、案外、彼独特の正義感からだろう。 私は、自分も曲がりなりにも評論家だから、同業者として、もし自分が、このような状況に立たされて、問い質(ただ)された時の心境を想像する。 「ええ、確かに、官房機密費から500万円貰ったことがありますよ」 と、言わなければならなくなった時の、追い詰められた心境を推測する。 そのあと居直って、「何が悪いんですか。賄賂(わいろ)罪にはならないでしょう。機密費は領収書は要らないのだし、私は公務員ではありませんから」と、言う時のその表情をじっと見ていたい。 同業者として身につまされるものがある。 私、副島隆彦は、言論人としては、30代からの20年の長い経歴を持っているのだが、あまりに本当のことを喋(しゃべ)ろうとするから、ずっと業界で嫌われ者で、島流し(遠島=えんとう=)20年の刑を受けてきたから、テレビ、新聞に相手にされなくて、そのために、自分が汚れなくて、ここまで生きてこれてよかったなあ、と、しみじみとした気分になる。その分、貧乏はした。やれやれだ。 こうやって、同業者たちが崖から落ちて行く。こまっしゃくれた、あの爆笑問題の 大田光(おおたひかり か?ひかるか?)までが、これで、民主党叩(たた)きができなくなったことが嬉(うれ)しい。時代は確実に進んでいる。 やはり、以下に載せる、山崎行太郎氏の、文藝評論家としての プロの文章がこういう問題になると、同業者としての絶妙の切れ味で、冴えわたっている。 私も山崎行太郎氏のように、ばっさりと鋭利な刃物で、この同業者の愚劣さと悪業を斬って捨てたいものだ。 まさに、「言論とカネ」の問題であり、「 カネで持論を売り渡し、権力者に迎合するような発言を繰り返す政治評論家やお笑いタレントこそ問題である」 は、簡潔にして至言(しげん)である。 副島隆彦拝
(転載貼り付け始め) 副島隆彦です。私は、上記の中でも、河上和雄(かわかみかずお)という、元東京地検・特捜(とくそう)部長で、札幌高検の検事長? で退官した、いかにも立派な風貌の、検事あがりの法曹評論家が、ここに名前を出していることが、重要だと思う。 彼もまた、鳩山政権憎し、小沢一郎憎(にく)しの、 秘密組織であるテレビ・新聞の政治部長会議 プラス 検察・警察のトップたちの 謀略団体である、「三宝会(さんぽうかい)」のメンバーなのだろう。 河上和雄がテレビに出てきて、例の偉そうな顔で何か言うのを、私たちは蔑(さげす)みの眼差(まなざ)しで、今後は、見ることになる。 世の中は進歩するのだ、と、私自身が驚いている。
(転載貼り付け始め) 副島隆彦です。 ああ、いい気味だ。私は、長年の胸のつっかえがおりる気分だ。 野中広務の 政治評論家たちへの官房機密費 発言 についての新聞報道のいくつかを以下に貼り付けます。琉球新報(りゅうきゅうしんぽう) が書いて、載せてしまったので、朝日も読売も、もう抑え込むことが出来なくなって、載せない訳にはゆかなくなったのしょう。 読売新聞の記者たちなどは、恒常的に、政権政治家たちに集(たか)って、自分たち自身が、小遣い銭を貰ってきたのです。決して小さな金額ではありません。
(転載貼り付けはじめ) ああ、いい気分だ。3月からの嫌(いや)な長雨が終わって、さわやかな連休の青空になった。 副島隆彦拝
2010/05/05(Wed) No.01
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