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新潟の国道側溝に切断遺体…男性の両脚と胴体

人のものとみられる切断された左右の脚が見つかった現場付近
人のものとみられる切断された左右の脚が見つかった現場付近
Photo By 共同

 新潟県村上市蒲萄(ぶどう)で25日午前10時半ごろ、国道7号の側溝に人の左右の脚があるのを、車で通りかかった神奈川県の男性会社員(58)が見つけ、110番した。

 新潟県警が捜索したところ、近くの側溝で、布に包まれた男性の胴体部分も発見。胸や腹などには複数の刺し傷があった。

 県警は死体遺棄事件として村上署に捜査本部を設置した。

 捜査本部によると、遺体は成人とみられ、胴体部分は頭部と両手首、ひざ付近から下の両脚が切断されていた。頭部と両手首は見つかっていない。両脚は靴や靴下を履いていなかった。胴体を包んでいた布には血液のようなものが付着していた。

 捜査本部は、遺体の男性が何らかの事件に巻きこまれ殺害された可能性もあるとみて、身元の特定を急ぐ。

 現場は村上市中心部から北に約20キロの山中のトンネル入り口付近。ドライバーが車を止めて休憩したり、車を切り返したりするための回転場と呼ばれる場所。

【最近の遺体切断事件】

 ▼09年11月 広島県北広島町の山中で、切断された女性の頭部をきのこ狩りに来た男性が発見。10月から行方不明の島根県立大1年、平岡都さん(19)とDNA型が一致。その後、胴体や脚の骨、つめなどが見つかった。事件は未解決

 ▼10年3月 福岡市西区の能古島の海岸に女性の腰の部分が打ち上げられているのを住民が発見。DNA鑑定で会社員諸賀礼子さん(32)と判明。4月に福岡競艇場などで両腕や上半身、頭部が相次いで発見。諸賀さんの腕時計を質入れした男が別の事件で逮捕されたが、遺体切断事件への関与は不明

 ▼同 金沢市二俣町の山中で、頭部が切断された30代の韓国人女性の遺体が入ったスーツケースを建設作業員が発見。4月に自称無職飯沼精一容疑者(60)が金沢中署に自首(年齢はいずれも当時)

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