鳥栖市とＪＲ九州が主催。参加者はＪＲ鳥栖駅を歩いて出発し、市街地を通って約３キロ離れた新鳥栖駅近くの出入り口から線路に入場。博多方面の筑紫トンネル入口まで往復約２・５キロを散策し、新鳥栖駅の駅舎も見学した。

　照りつける強い日差しに参加者たちは汗を流しながらも、レールを触ったり、記念撮影をしたりと思い思いに時間を過ごした。参加したみやき町の大塚隆之さん（67）は「新幹線が家のそばを通るので、一度は見たかった。貴重な経験です」と話した。

　今後は開業に向け、検査や訓練運転などが続くため、県内でのレールウオークは今回が最後となった。

【写真】往復２・５キロの線路上を歩いた「レールウオーク」＝鳥栖市の新鳥栖駅付近