県内の教員などでつくる市民団体「カンボジアの子ども達の教育を支援する会」(横山正幸代表)は29日午後1時半から、福岡市中央区舞鶴の市立婦人会館「あいれふ」で、チャリティーフォーラム「日本とカンボジアのかけ橋‐いま、私にできること」を開く。参加費は一般千円、学生500円、高校生以下無料。
会場では、在福岡カンボジア王国名誉領事館と西日本新聞社による短期留学制度「半田スカラシップ」で、カンボジアの病院や孤児院を訪れた九州大医学部5年の河野雄紀さんら学生2人が、留学の報告も兼ねてシンポジウムに参加。前田志津子・活水女子大講師や嘉悦洋・同領事館上級顧問と意見を交わす。
同会は、最貧国の一つであるカンボジアの子どもたちのために、小学校にトイレや図書館を設置するなどの活動に取り組んでいる。問い合わせは同会事務局=0940(33)1457。
=2010/05/25付 西日本新聞朝刊=