ひろしまDPボランティア基金返還等請求控訴事件 傍聴記録

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大阪高裁ひろしまDPボランティア基金返還等請求控訴事件
大阪高裁7F74号法廷 傍聴記録

原告の会  4名 中島弁護士 傍聴人2名
被害者の会    松本弁護士 傍聴人1名
Angels   太田弁護士

途中で遅れて傍聴席に女性1名   計10名


法廷の入り口に当日の裁判の進行状況が張り出されて、原告の会氏名・代理人が記載されていますが被害者の会が載っていません、別に審理
するのかなと思いながら法廷へ。

地裁と比べてカラフルな椅子、椅子間隔も広く感じますし明るい法廷にはびっくりです。

書記官から、出廷した当事者一覧表の確認作業ですが、被害者の会は誰も来ていません。

法廷が始まろうとした時に2人の初老の男性が入廷、後で被害者の会代理人で松本弁護士と他1名だったと知ったが、裁判官も被害者の会に「代理人ついた」と初めて知った様子で、書記官が「それなら氏名を記入してください」と松本弁護士に記入を促し、もう一人の老人にも書記官が「書いてください」と渡したが、「ワシは用があって15分で出るから。傍聴席で良いから書かずにここにいる」と言って傍聴席に座る。

書記官が「代理人ならば当事者は記名しなくてはいけないので書いてください」と再度促すが、「すぐ帰るゆうてるやろ」といって振り払い、書記官は困った顔ですがそのまま審議が開始。


裁判長に松本弁護士は進み出て、文書を数通提出。

控訴人側の控訴理由書、証拠説明書の確認、被控訴人からの答弁書の確認。

開口一番、裁判官から被控訴人への鋭い質問、
被控訴人は答弁書に対して、おかしいのではないか、
控訴っていうのは追加請求する場なのだから時期に逸したということは違うのではないか。収支会計報告は、被控訴人に説明責任があるがこれで十分といえるのか追加資料および原資はあるのか。

太田弁護士:今までの証拠で十分説明している。

裁判官:再度、収支会計報告資料の提出はこれだけか。

大田弁護士:はい

資料の提出がすべて遅い、期日を守るように。

 

原告の会への確認
控訴理由書
控訴人達の陳述書

提出の上申書に対して太田弁護士より住所氏名を何故マスキングして出す必要があるのかをクレーム。

Angelsは、個人情報だと言って開示しない口座、マスキングした資料を提出するのに。


後は裁判長の被害者の会代理人への確認。

①新たな請求と受け取ればいいのか
松本弁護士:追加請求である。新たな訴えではない。

②追加請求ならばいったいいくつ増やしたのか
松本:・・・・・・・・・

③追加した事項が原審とどんな関連を持ったものか整理して出して欲しい。
 ついでに原告の会のも出して欲しい。
中島弁護士・松本弁護士:了解

④たくさん出ているがこれは調査嘱託なのか文書送付嘱託なのか
松本弁護士:どっちでも裁判所のいいように

⑤どっちでもいいってことがあるか、文書があるのか。あるのがはっきりしているのならば、文書嘱託だ。
松本弁護士:あると思います

⑥すべて文書嘱託なのですね。
松本弁護士:文書嘱託です。
(松本弁護士は提出された文書を読んでいない)

⑦領収書関係の原本を確認したい。
松本弁護士:はい

10:23閉廷 おおこの裁判官はやるぞと、感触は良い感じでした。



次回期日確定
6月22日 10:00

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