コンピューターウイルス使い個人情報流出、削除料名目で金をだましとった男ら2人逮捕
コンピューターウイルスを使って個人情報をネット上に流出させ、流出した情報の削除料名目で金をだまし取ったとして、ウイルスを作成した男ら2人が警視庁に逮捕された。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、ウイルスの作成者で、会社員の岡 顕三容疑者(27)と会社役員の男(20)。
2人は2009年11月、ファイル共有ソフトに、アダルトゲームに偽装したコンピューターウイルスを仕掛けて、ゲームと勘違いしてウイルスに感染し、個人情報が流出した男性4人に対して、「5,800円払えば流出した個人情報を削除する」などと持ちかけて、現金2万3,000円余りをだまし取った疑いが持たれている。
岡容疑者は、容疑を否認している。
ウイルスの作成者が、詐欺容疑で逮捕されたのは全国で初めてとなる。
(05/26 13:01)