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2010年5月25日(火) 19:30 |
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高谷市長、台北市でトップセールス
岡山市では、今年度から観光岡山を海外に売り込むため海外プロモーション事業を展開しますが、その第一弾として今月21日から4日間、台湾の台北市にプロモーション訪問団を派遣しました。
バイクが市民の足となっている台北市。 その中心に位置するデパート、太平洋そごうで岡山フェアを開催しました。 地下の食料品売り場に設けたブースでは、岡山から持込んだピオーネを始め、みそやキビ団子など11品目の特産品が展示販売されました。 高谷市長が、岡山特産の桃をあしらったハッピを着て、試食を進めるなどトップセールスを行いました。 台湾は親日的で、岡山市の友好交流都市・新竹市があることから、市民も、岡山の特産品には関心が強いようです。 台湾の大学卒業者の初任給は、日本円にして7万円から9万円。 はしりとはいえ、1房3千円の値がつけられたピオーネは、市民にとっては「かなり高い」と写っているかも知れません。 台北市内のホテルでは、観光岡山をPRする説明会を開きました。 現地のマスコミや旅行業者40人を前に高谷市長が「岡山は温暖な気候と観光資源に恵まれた交通の結節点です」と、映像を使うなどして、その魅力をアピール。 日本の旅行プランにぜひ岡山を組み込んでほしいと呼びかけました。 台北近郊の新荘球場で行われた台湾プロ野球、兄弟エレファント対興農ブルズ戦でも誘致活動を展開しました。 高谷市長が桃太郎のいでたちで始球式。 ストライクを投げ込み、赤鬼に扮した市職員を退治しました。 また、電光掲示板に岡山市の観光名所を映し、岡山の魅力をアピールしました。海外への岡山売込みの「きっかけ作り」という点で一歩を踏み出した岡山市のプロモーション活動。 7月には第2弾として香港に訪問団を派遣する予定ですが、全国の自治体が海外にマーケットを求める中で、どう岡山を売り込んで行くか、また民間を含めた力をいかに結集してより大きな力にしてゆくか、課題は少なくありません。
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