2010年5月26日
就職安定融資金詐取容疑で新たに組員逮捕
国の就職安定資金融資制度の融資金詐取事件で、大阪府警は25日、詐欺容疑で新たに山口組系暴力団組員、金龍之容疑者(40)=大阪市西成区橘=を逮捕、不動産会社会長の松木稜憲容疑者(42)=同市中央区松屋町=ら3人を再逮捕した。
逮捕容疑は、4人は共謀して失業者に住居費などを貸し付ける国の融資制度を悪用。昨年5月、松木容疑者が会長を務める不動産会社が仲介する住宅に失業した金容疑者が入居すると偽った融資申請書類をハローワークに提出。労働金庫から家賃補助や生活費名目で計約175万円を詐取したなどとしている。
府警によると、融資金は約75万円が不動産会社に、計100万円が金容疑者の口座に振り込まれたという。再逮捕された元社員の1人は「金は会長に渡した」と容疑を認め、ほかの3人は否認しているという。
金容疑者は月約17万円の生活保護も受給。松木容疑者に借金があったといい、府警は松木容疑者が借金を徴収するために詐取方法を指南したとみて調べている。
(2010年5月26日 08:12)
タグ:就職安定資金融資制度, 融資金詐取, 詐欺
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