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【サッカー】

俊輔が本田が腹を割って話す スイスで選手ミーティング開催へ

2010年5月26日 紙面から

ストレッチする中村俊(左)と本田=さいたま市で

写真

 悪夢の韓国戦から一夜が明けて、イレブンは何とか落ち着きを取り戻した。「論外」と自らのプレーを評した中村俊輔は「あれから、昼飯の時も話し合った。下を向いていても仕方ないし、前を向いていかないと」と吹っ切れた表情で話した。

 韓国戦の敗戦で選手たちは「対話」「コミュニケーション」の重要性を再認識させられたようだ。「グラウンドでやるのは選手だし、スイスに着いたら選手だけでミーティングみたいなことをしようと能活(川口)さんと話した」と、俊輔は指揮官を抜きにして選手間で話し合いを始めたい考えを明かした。

 そんな空気に、あの本田も“オレ流”を捨て、対話路線に転じる決意を固めた。「きょうも長友や遠藤さんと話した。ピッチ外で話すことも重要。やれることは全部やろうと思うし、昨日の完敗で少し腹を割って(話す)みたいなことができた。お互いをもっと知ることが必要。これじゃいけないということを韓国戦で気づかされた」と本田が切々と話す。選手ミーティングには本田も加わり、チームはようやく一丸となる方向で動き始める。 

  (荒川敬則)

闘莉王“殴られる前に殴れ”

 やさしすぎた代表にカツ

 ○…右太もも裏の炎症で韓国戦を欠場した闘莉王が、岡田ジャパンにカツを入れた。「もっとガンガンいっていい。正直言ってやさしすぎる。(W杯は)戦争ね。殴られたら、殴り返す。先に殴っちゃうくらいでいい」

 「韓国は全部ファウルぎりぎりというくらい思い切り(ボールに)きていた。もっと厳しく戦っていかないと」

 練習合流はドクターと相談しながらタイミングを探るが、30日のイングランド戦は「出るつもりでいる」と意欲十分だ。

選手ミーティング

 

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