中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

三沢光晴さんの遺志継ぐ 移植支援チャリティー試合

2010年5月26日 05時51分

 昨年6月、試合中に頭を強打して46歳の若さで亡くなった人気プロレスラー三沢光晴さんは生前、臓器移植の支援活動を長く続けていた。所属のプロレス団体「ノア」は遺志を引き継いで28日、松山市で移植支援のチャリティー試合を開く。

 ノアによると、三沢さんは先輩レスラーのジャンボ鶴田さんが10年前、肝臓移植手術中に49歳で死亡したことをきっかけに支援活動を開始。試合の際に臓器提供意思表示カードを配ったり、寄付を募ったりしてきた。

 NPO法人「日本移植支援協会」(東京)も三沢さんの支援を受けた団体の一つ。高橋和子副理事長は「チャリティー試合を通じ、プロレスファンの皆さんにも移植の理解が広がってほしい」と期待した。

 試合は松山市総合コミュニティセンターで行われ、ノアの選手らが寄付を募るほか、売り上げの一部を同協会に寄付する。問い合わせはSSJプロモーション、電話087(823)8873。

(共同)
 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ