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宮崎県で口蹄疫の被害が拡大しているのを受けて、JA県経済連は来月以降も当分の間、競りを中止または延期することを決めました。
県内の競りは、宮崎県で口蹄疫が発生した4月21日以降、子牛の競りは延期、成牛と豚の競りもすべて中止されています。
このため、畜産農家は1ヵ月余りにわたって牛や豚を出荷できない状態が続いていますが、JA県経済連によりますと宮崎での口蹄疫の被害がいまだに収まらないことから来月以降も当分の間、子牛の競りを延期、また成牛と豚の競りも中止とすることを決めました。
当初の予定では、6月だけで子牛7000頭、成牛が2000頭取り引きされると見込まれていましたが、競りがいつ再開されるか、見通しは立っていません。
県経済連では、農家の経営を支援するため子牛1頭につき、40キロの飼料を無償で配布する対策を取っていますが、畜産農家の苦悩は深まるばかりです。
KTSニュース
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口蹄疫の感染を防ぐため、県が離島などへの移転を始めた鹿児島黒牛の種牛が25日、喜界島へ到着しました。
県は、鹿児島黒牛のブランドを守るため、一括管理する種牛24頭のうち12頭を喜界島と種子島に分散して避難させる作業を進めています。
このうち6頭が25日朝早く、フェリーで喜界島に到着しました。
運搬用のトラックに載せられたまま、すぐに町職員が入念な消毒作業を行い、受け入れ先となる民間の施設に向かいました。
牛舎は種牛を入れるために頑丈に改良され、県の担当者によりますと「種牛は疲れた様子もなく無事、牛舎に入った」ということです。
また牛舎は、猫や犬などの小動物が侵入しないように周りを網で囲われ万全の体制が取られていました。
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川内川の激特事業に絡み、架空の工事話を持ちかけ現金500万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕された川内川河川事務所の係長が25日、鹿児島地方検察庁に送検されました。
送検されたのは、鹿児島市小野3丁目の国土交通省川内川河川事務所用地第一係長の本坊益隆容疑者(54)です。
調べによりますと、本坊容疑者は、おととしの8月から11月にかけて、姶良市の77歳の男性に対し、男性が所有する伊佐市内の川内川流域の土地およそ1万平方メートルを、「国が買い取るには、立ち木の伐採が必要」と架空の工事話を持ちかけ、この男性から現金500万円をだまし取った疑いがもたれています。
本坊容疑者は調べに対して容疑を認めているということです。
警察はだまし取った現金の使いみちや動機などについて調べを進めています。
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去年4月の人事異動で阿久根市の職員が降格処分となった問題で、その後、市の公平委員会が、降格処分取り消しの判定を出したにもかかわらず、それに従わない竹原市長に対し弁護士らが25日、速やかに身分を回復するよう通知書を送りました。今後降格処分取り消しの判定に従わない場合は、竹原市長を刑事告発するとしています。
記者会見した自治労県本部によりますと、去年4月1日付けで降格され、これに対して不服申し立てをした阿久根市の職員3人について、市の公平委員会は今年2月23日に、「処分の取り消し」の判定を出しました。
しかし竹原市長がこの判定に従わず、再審請求期間の3カ月を過ぎても請求をしていないことから、25日付けで公平委員会の判定に従うよう求める内容の通知書を、弁護士5人が、竹原市長に送付したということです。
通知書では、今後1週間以内に職員の身分を回復しない場合は、地方公務員法に違反するとして竹原市長を、地検に刑事告発する構えをみせています。