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県は鹿児島黒牛などのブランドを感染から守ろうと、種牛と種豚を離島などに避難させることを決めました。
県は鹿児島黒牛の種牛を曽於市にある県肉用牛改良センターで一括して管理しています。
種牛は全部で24頭いますが、今回、口蹄疫の宮崎県での感染拡大を受けてこのうち、若い種牛12頭を喜界島と種子島に分散して避難させることを決めました。
また、鹿児島黒豚の種豚150頭も霧島市の県畜産試験場などから種子島や日置市の県農業大学校に移転させることになりました。
移転先を選ぶにあたって県は「海に遮られた離島は特にウイルスが侵入する可能性は低いため」としています。
県は種牛と種豚の移転を今月24日に開始し、今月末までには終わらせたい考えで、これに先立って凍結精液はあすにも、曽於市から県内の家畜保健衛生所に運び出される見通しです。
一方、九州議長会は20日、政府に対して、口蹄疫に関する緊急要請を行いました。
要請には鹿児島県議会の金子議長をはじめ宮崎や熊本の議長らが参加し、ウイルスの侵入経路を徹底して解明することや、畜産農家の経営を支援するための十分な予算措置を要望しました。
KTSニュース
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普天間基地の移設問題で、伊仙町の大久保明町長が伊藤知事と会談し、政府案として、徳之島が移設先に正式決定した場合、地元と県が一体となって、断固反対していくことを確認しました。
大久保町長と伊藤知事の会談は急遽、午前11時半から県庁で行われました。
会談はおよそ1時間にわたって行われましたが大久保町長によりますと、政府案として、徳之島が移設先に正式決定した場合、徳之島3町と県が一体となって、いかなる移設にも断固反対していくことを確認したということです。
一方、天城町の大久幸助町長は20日、沖縄入りし、実際に普天間基地の視察を行いました。
大久町長は沖縄の基地負担の大変さに理解をみせながらも、改めて徳之島への移設には反対の姿勢を示しました。
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アメリカ軍の普天間基地の移設問題に絡み、今月16日、平野官房長官は、鹿児島市で基地移設に賛成する徳之島の住人と会談した際、「徳之島の借金を棒引きしてほしい」などの要望に対し、「難しくない」との認識を示し、振興策に話が及んでいたことが明らかになりました。
今月16日、鹿児島市で開かれた平野官房長官との会談に出席した住民らによりますと、会談の中で平野官房長官は基地と振興策は別とした上で、「要望をのむことは難しいことではない」と話したということです。
そして、奄美群島向けの政府予算の減少を元に戻すことや、250億円にのぼる徳之島3町の借金の棒引きなど、住民側が要望した移設受け入れの7つの条件についてすべて受け入れる意向を示したということです。