一期一会

よく行く行きつけの飯屋。
陽気な仲間に囲まれて、
酒を酌み交わし
そしていつもの笑顔の素敵な女性スタッフ。

「ヨッ！ねえさん美人だね！」

「恐れ入りますウフフフフフ」


さて、この女性スタッフが
その店の裏で野グソしてたら
あんたならどぅする？


うん、それ、俺。
あたいのこと
σ（｀ω´）

あれから１年。
自分の中では既に時効になったのでここで報告します。

たまにあるんですけど
仕事中に友達とメールや電話してて話が尽きず、相手が
「んじゃ、飯食いに行こう！とりあえずチタスの職場まで行くよ！」。
で、仕事も終わり店の前でどこいくか話したりするんだけども、
夏なら外で話せても
冬は寒い。
どこ行くかも決まらないときはどちらかに車に一回乗り込む。

去年の２月。
この車内ミーティング中に私は
微かに尿意をおぼえた。
ホラ、店ってさぁ
施錠の他に警備ロックもすんじゃん？
めんどくさいんだよね、
いちいち解除して店ン中に入るのって。
裏口からトイレまでやたら遠回りで遠いし。

で、普通に外で野ション。
野ションに関してはこれといって言うこともない。
トイレのないとこでは常に野ションで頑張っている私のことである。
（ちなみにねぶた運行中も普通に路地裏で野ション。これもはや常識）


でも、あの日はちょっと違ってた。
当たり前にションと共に
何食わぬ顔で大の野郎が出てきたんだ。
とんだハプニング。
心の準備もないままに
この老いぼれの尻は
大の予兆も知らせず
突然 やらかしてくれた。

これがさぁ
どっかその辺なら別にいいのさ、
シカトで。

でも アンタ、
自分で働いてるとこの店だぜ？

こりゃナシだべ？

とにかくフル回転で考えた結果。

まず、ティッシュをウソコの上にかぶせるのはやめた。

あくまでも野良犬、野良猫、その他諸々のせいにすれば万事オーケイ。

てなわけでティッシュは麦畑（？）の方に投げて
ウソコはそのまんま。

ご心配には及びません。
そんな大きくはなかったです。
女性の小指一本程度かな？

ラッキーなことにその日の夜中、
市内は猛吹雪にみまわれた。


あの日の感想を述べるならば、
近隣のパチンコ屋のライトがやけに眩しくて、

田舎者の私は
「この辺も都会化してきたなぁ」
と目を細めたぐらいのもんである。