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口てい疫 処分終了は53%

5月25日 13時28分

宮崎県内で相次いでいる、家畜の伝染病、口てい疫の問題で、24日までに処分して埋める作業が終わった家畜は、全体の53%にとどまり、感染の拡大に処分が追いつかない状態が依然、続いています。

宮崎県によりますと、口てい疫に感染の疑いがある牛や豚が24日、新たに川南町、新富町、都農町、高鍋町のあわせて7か所の農場などで、13頭見つかりました。これで、宮崎県内で、口てい疫に感染、または、感染の疑いがある家畜が見つかったのは、7つの市と町で合わせて200か所となり、処分の対象は14万5358頭に上っています。これに対して、24日までに、処分して埋める作業が終わった家畜は7万8028頭で、全体の53.7%にとどまっています。宮崎県は「家畜を埋める作業は、埋める場所が決まれば早く進むが、感染の疑いがある家畜が連日、増えているため、作業が追いつかない状態だ」と話しています。