赤松広隆農相は25日の閣議後の記者会見で、口蹄疫の主な発生地域の半径10キロメートル圏内の牛や豚へのワクチン接種が、同日中にほぼ終わるとの見通しを示した。24日までにワクチン接種の対象家畜のうち73％で接種を終えたことも明らかにした。
ワクチン接種は71人の獣医が手分けをして進めているといい、「ワクチンが終われば（人員を）殺処分や埋却に向けられるので、だいぶピッチが上がる」として、口蹄疫の封じ込めに期待を示した。
宮崎県が経過観察にするよう求めていた49頭の種牛について「法律に従ってやるのは当然のことだ。まだ残っていることの方がむしろおかしい」と述べ、家畜伝染病予防法に沿って殺処分する考えを強調した。
赤松広隆、ワクチン接種、農相、口蹄疫
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