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日時 | 平成22年5月25日(火曜日)8時52分~8時56分 於:衆議院議員食堂前廊下 |
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主な質疑事項 |
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大臣
はい、よろしくお願いします。
記者
昨日ですけれども、種牛49頭について、特例を認めないということが決定されましたけれども、改めて、大臣の言葉でお願いいたします。
大臣
これは、疑似患畜に指定されたと、正式にですね、疑似患畜に指定された以上、これ、法律に書いてあって、直ちに殺処分としなければならないと書いてあるわけですから、これは、もう、法律に従ってやるというのは、当然のことだと思います。まだ、49頭残っていることの方が、むしろ、おかしいと思います。
記者
昨日の山田副大臣の会見に関連してなのですけれども、10キロ-20キロ制限区域内の早期出荷、そして、食肉としての出荷について、副大臣は、「しばらく、食肉としての出荷を控える」という旨の発言をなさったのですけれども、かえって、それが風評(被害)を招くのじゃないかという考え方もできますが、改めて、大臣のご所見を伺います。
大臣
多少、本人の思いがあったかも知れませんが、それは、昨日も、2時、3時で、僕らは打ち合わせもして、いろいろな報告があった中で、その話については、「10キロ-20キロ」は、徹底してやると、一部の新聞に、「そうは言ったって、捌けないじゃないか」ということがありますが、一部、特例も使って、2工場で、1,600ぐらいかな、日量で、ですから、豚が、非常に菌を出しますので、まず、豚をやろうということで、豚についてだと、だいたい、どうでしょう、急げば、2週間ぐらいかな、ぐらいで、できますので、だから、それに、まず、中心的にやると。牛はいい、という意味じゃありませんが、豚は2工場でできますから、牛の方は1つの工場しかできないので、これは、今のところ、日量100頭と言われてますけれども、できるだけ、空けた方がいいところから、協力をお願いして、牛も並行してやっていくと、まず、豚を中心にやるということだと思います。その基本的な考えは、全く変わりません。
記者
出荷を予定どおりやるという。
大臣
もちろん、そうです。だから、安全なんだから出すのですと。ただ、そこに、病気は来てもいいように、今は来ていませんよ、もちろん来ていませんが、緩衝帯を作るという基本的な考え方は、決して間違っていないと思いますので、あとは、いかに早く肉にするあれをどうするかと、これは、いろいろ、これから考える余地はあると思いますけれども、その基本的な考え方は、全く変わってません。
記者
着手はいつ頃から。
大臣
何のですか?
記者
10キロ-20キロ圏に関しては、着手は。
大臣
もうやっている、今、やりかけている。やりかけてます。
ただ、今のところは、ワクチンに、もう全力投球しようということで、昨日段階で、9万いくつだったと思いますが、正式な数字は、また聞いてください、部署に。73パーセントと聞いてますから、あと3万頭ぐらいですから、現地の平尾(消費・安全)局長と話したら、何とか、今日中には、基本的にはですね、基本的には終わると。
一部、牛で、自分で種牛やっている個人の人がいて、「俺のところは絶対嫌だ」みたいなことを言っている方がいるので、そういうところは、例外的に残る場合がありますけれども、基本的には、今日中にワクチンが済むと。今日71チームでやりますから、71人の獣医に、あと3名ぐらいずつ付けて、一気にダーッとやると。それが終わると今度は、一番、懸案になっている、殺処分して埋却するというところに、今、病気がうつったり何かしちゃいけないので、全く新しい獣医さんを、こっちに入れてましたので、もう、これが、ワクチンが終われば、その71人も、全部、殺処分、埋却の方に向けられますので、そうすれば、だいぶピッチが上がるのではないかなと、昨日2時半からだったかな、早く、もう、隠してないで、土地を出せと、隠してという言葉はいけませんね、まだ、躊躇(ちゅうちょ)している土地も、県有地、町有地、どんどん出してくれということで、昨日、東国原知事から、やっているはずですから、それで、土地も出てくれば、例の6万頭の残分についても、ピッチ上がって、進んでいくのではないかというふうに思ってます。
政策報道官
すみません、委員会が始まりますので、ここで終わらせてください。
記者
すいません、諫早湾ですが、今週末には、長崎に・・・。
政策報道官
すいません、もう、時間がないので。
大臣
それは、まだ、こっちへ集中しているので、ごめんなさい。
以上