口蹄疫:「種牛5頭守れ」 宮崎県、新畜舎を建設

2010年5月25日 15時0分 更新:5月25日 15時0分

 宮崎県は、口蹄疫(こうていえき)の感染を避けるため国の特例で同県高鍋町の県家畜改良事業団から同県西都(さいと)市に移したスーパー種牛5頭を入れる新たな畜舎を建設した。5頭は24日に新畜舎に入った。ともに移動したスーパー種牛「忠富士(ただふじ)」の感染が判明して殺処分されたため、簡易型畜舎だったのを本格的な鉄骨造りとして、何とか5頭を守り抜きたい考えだ。

 忠富士など6頭は16日、事業団で肥育牛に感染疑いが判明する直前に緊急避難的に移動したため、プレハブ造りの簡易畜舎しか用意できていなかった。簡易畜舎は1部屋が幅2メートル、高さ4メートル、奥行き4メートルで、部屋の間を高さ3メートルの板で仕切っていた。

 新畜舎は、旧畜舎と同じ敷地内に建設。1部屋の広さを約2倍にして、牛がストレスをためないよう自由に動けるようにした。また、新畜舎から約500メートル離れた場所に別の簡易畜舎を建設。危険分散のため、新畜舎に3頭、この簡易畜舎に2頭を入れる。1週間経過観察を続け、その後、遺伝子検査などで問題がなければ、新畜舎で5頭を飼育する。県農政水産部幹部は「何とか宮崎ブランドの希望をつなげたい」と話している。【古田健治】

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