高校1年の女子生徒(15)にわいせつな行為をしたとして、新潟県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された新潟中央署刑事1課警部補、西村強容疑者(45)=新潟市西区寺尾西3=が、県警のデータベースを使って女子高校生の連絡先を調べていたことが25日、県警幹部への取材でわかった。県警は、捜査資料を悪用した可能性が高いとみて裏付け捜査を進めている。
県警幹部によると、西村容疑者は警察官とは名乗らず、女子高校生の携帯電話に「モデルのアルバイトをしないか」などと誘い出す連絡をしていたという。
西村容疑者は今月15日、新潟市内のホテルで、18歳未満と知りながら女子高校生にわいせつな行為をした疑いがあるとして22日に逮捕された。【川畑さおり】
毎日新聞 2010年5月25日 20時16分