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【芸能・社会】

フジ系昼ドラ 夏は15歳ヒロイン!!

2010年5月25日 紙面から

広瀬と共演する榊原徹士(左)

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 フジテレビ系の次の昼帯ドラマが「明日の光をつかめ」(東海テレビ制作、7月5日スタート、月〜金午後1時30分)に決まった。ヒロインの高校2年生沢口遙には、連続ドラマ初主演の女優広瀬アリス(15)を抜てき。15歳のヒロインは、本作で46年、185作目となる東海テレビ制作の昼ドラで最年少だ。いじめ、家庭崩壊で心に傷を負うが、懸命に人生の光をつかもうとする難役に挑戦する。

 大人の恋愛や対立など“ドロドロ”路線がお得意な同局が、初めて“夏休みに親子で見る昼ドラ”に挑戦する。とはいえ、のんびりほのぼのさせる企画ではない。同局の広報担当者は「深い闇を心に隠した少年少女と、大人たちの葛藤(かっとう)と成長の物語」と説明。「決して特別ではなく、現代社会にはどこにでもある“今”を映し出すドラマで、『人はいつでも生き直せる』というメッセージがある」と語る。

 舞台は、海の見える丘にある「たんぽぽ農場」。少年院を出た少年少女が野菜を作る更生施設だが、ほかにもいじめ、自傷行為、薬物中毒、ひきこもりなど問題を抱える子どもたちの保護も行っている。

 明るく快活な少女で何不自由ない生活をしていた沢口遙。それがふとしたことで「たんぽぽ農場」を知りショックを受ける。やがて、部活の先輩からのいじめ、母の不倫、父との衝突で大きな心の傷を負う。

 そんな遙を理解し心を通わせるのはかつて父親を刺す事件を起こし、「たんぽぽ農場」に入所している少年・翼だった。遙を演じる広瀬は「ミスセブンティーン2009」に選ばれ、NHKのドラマ「激恋」にも出演。静岡県在住で、同県内の高校1年生。

 広瀬は「連ドラをやりたいと思っていたので(決まった時は)“よっしゃー!”って言いながら跳びはねてました。視聴者の皆さんに勇気を与えられる作品になってくれたらうれしいです」と意気込んでいる。

 相手役の翼を新選組リアンの榊原徹士(20)が演じるほか、矢沢心(29)、渡辺いっけい(47)らが共演。

 

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