元横綱朝青龍関(29)に、またも新たな問題が発覚した。元朝青龍関が昨年8月に両国国技館で子ども相撲「朝青龍杯」を主催した際の、お茶屋や業者などに対する一部不払い金があることが、24日分かった。額は不明で、日本相撲協会の関係者は「大きな額ではない」というが、返済しない場合、所属先だった高砂部屋は元朝青龍関が10月3日に東京・両国国技館で予定している引退相撲に協力しないという。
高砂親方(元大関朝潮)は23日の夏場所千秋楽打ち上げパーティーの際、「返済しなければ協力できない」という部屋の方針を語ったという。
引退相撲で国技館を借りる場合、部屋が保証人となり、師匠名で申し込む。協会側も不払い金が支払われないままだと、国技館を貸さない可能性がある。