デイリースポーツ特命応援団長のお笑いタレント・松村邦洋(42)が24日、東京・永田町の憲政記念館でスタートした「文化人・芸能人の多才な美術展」(27日まで)に来場し、猛虎優勝イラストの執筆を熱望した。デイリースポーツで隔週連載している「トラが好き」内で使用されたタテジマ戦士のイラスト3枚を展示。「阪神が優勝した瞬間の絵を描きたいですね。(来年も展示して)たくさんの人に見てもらいたい」と甲子園に向けてゲキを飛ばした。
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鳩山由紀夫総理大臣(63)が「友愛」と記した書画や故・美空ひばりさんのイラストと並び、“松村画伯”がデイリースポーツ連載用に描いた鳥谷敬内野手(28)、新井貴浩内野手(33)、桜井広大外野手(26)のアクリル水彩画が飾られた。
「地球環境保護と文化財救済活動支援のためのチャリティー」を目的とした美術展には、政界、芸能界など各界の著名人92人が約160点を出品。10年連続での参加となった松村は自信作である3人の虎戦士を送り込んだ。
15年前から描き始めたアクリル水彩画は約400枚に及び、モデルのほとんどがタイガースの選手。デイリースポーツで隔週連載するコラム「トラが好き」用の絵は完成まで5時間ほどかかるという。過去に絵画展を開き、画集を出したこともある“巨匠”は「今年の阪神が優勝する瞬間のイラストを描きたいですね!!何枚でも描きたい」と甲子園で激闘を続ける猛虎たちにゲキを送った。
今回、展示したのは「特に期待している選手」と応援団長の顔に戻った松村は「先発投手のやりくりが厳しいですが、巨人には負けてませんから。(黄金週間中に甲子園で)巨人を3タテしたときは(所属する太田プロの)副社長が大の巨人ファンなので会社に行きづらかったですね」と笑いを交えながら猛追を“予言”。来年の会場にはトラ年イヤーを制覇した真弓明信監督(56)が胴上げされるイラストがさん然と輝いているかもしれない。