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誰が修復?麗子像いつの間にか真っすぐに

 東京都葛飾区のJR亀有駅北口に設置されている人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場する女性警察官「秋本カトリーヌ麗子」の銅像が傾けられた事件で、今度は同像が何者かによって“修復”されていたことが24日までに分かった。「麗子」像は5月19日に足元から左斜め前に傾いていることが発覚したばかり。葛飾区が20日に被害届を提出し、警視庁亀有署が器物損壊事件として捜査していた。

 「麗子」が再び直立しているのが発見されたのは22日午後0時半ごろ。東京・葛飾区によると、銅像の様子を見に来た区職員が気付いたという。左斜め前方に約25度近く傾いていた像は、ほぼ真っすぐに戻されており、表面に亀裂なども残っていなかった。地元商店会などによると、22日未明に何者かが手で押し戻すなどして修復した可能性があるという。

 作品唯一のヒロインである麗子の銅像は台座を含め高さ約130センチ。ミニスカートから伸びた長く細い足が特徴だが、脚部には直径6ミリ、長さ10センチの鉄製の芯が埋め込まれるなど頑丈に作られているという。亀有北口一番街商店会の平岩敏夫会長は「倒すよりも戻す方が力がいるはずで、並の力じゃ無理だろう」と驚きの表情で話した。

 見た目には真っすぐになった麗子像だが、区では「1度曲げて戻したことで、軸の部分が破損している可能性がある」として、26日にも銅像の製作者を呼んで点検、修復する方針。それまでは像をシートで覆い「ただいま修理中」の看板を掛けて保護する。

 亀有駅周辺には「こち亀」像が11体あり、4月には主人公「両津勘吉」のサンバ像が壊され、地元商店街の有志が夜間見回りなどを行っていた。だが会社員の男が捕まってからは休止状態だったため、地元では再び、見回りや防犯カメラの設置などを検討するという。

 麗子像は漫画のモデルとなった亀有駅北口交番のすぐ横に設置されている。近くに住む男性は「いたずらした本人が反省して戻したのかも。誰がやったにしろ、交番のすぐ横なのに大胆だね」と話していた。【石井康夫】

 [2010年5月25日10時5分 紙面から]


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