スーパーお嬢さまに異議あり2010/05/23 00:12

スーパーお嬢さまに異議あり
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5月19日(水)「イチハチ」という番組を初めて観た。「お坊ちゃま お嬢さま芸能人No1決定戦」に、妻天野ベラのまたいとこである池澤夏樹の長女、池澤春菜さん(34)が登場したからだ。春菜さんは「芥川賞作家を父にもつスーパーお嬢さま」として紹介されていた。番組が進んで行くと、春菜さん以外のお坊ちゃま、お嬢さまは生まれた時から裕福な家庭に育ったとエピソード付きで紹介されていた。ところが、春菜さんは幼児のころの話を紹介していない。
春菜さんの母親の再婚相手である後夫はショーエンバウム氏であり、母親は芥川賞作家の池澤夏樹とは、とうの昔に離婚しており、池澤夏樹は母親の前夫である。番組中、芥川賞作家の写真は放映されたが、母親は似顔絵であった。母親は准教授と紹介されているが、母親の公式サイトのプロフィールに記載されてはいないし、しかもどこの大学かも紹介されておらず、著名なマナー講師などではない。
「育った豪邸」「世界各地に家がある」と紹介され、場所について春菜さんは「ワシントン フランス ギリシャまたはイタリア物色中 沖縄 東京 北海道」と回答しているが、芥川賞作家の家なのか、芥川賞作家との離婚が成立した1999年以降に母親の第二の夫となったショーエンバウム氏の家なのか判然としない。少なくとも、沖縄、フランス、北海道の家とは、春菜さんの母親との別居後に、池澤夏樹が新しい妻やその妻との間に産まれたお嬢さんおふたりとともに移り住んだ家であり、春菜さんの家とまでは言えないと思われる。
春菜さん3才の写真が紹介された直後、世界各地に家があると紹介されていたが、これまた母親の前夫の所有なのか、母親の後夫の所有なのかは不明である。
「お手伝いさんがいた人」との司会者の質問にも春菜さんは手を挙げたが、当時貧しかった春菜さんの母親が、家事の代金を他人に支払うとは思えないと妻は言っており、きわめてうそ臭い。前述のとおり、春菜さんの母親は、その意に反して、芥川賞作家から顧みられなくなり、離婚を言い渡されたが応じなかった。そのため、長きにわたる別居を余儀なくされた。こうした惨めで不遇な状態のころ、某大学の広報職員として勤務していた春菜さんの母親は、夜間になれば、スナックで酔客を相手に時給2000円のアルバイトホステスとして勤務していた事実がある(スナックママの手紙写真①写真②写真③写真④)。春菜さんの母親が、スナックで妻天野ベラと妻の母親の間に座っている写真もあった(写真⑤)。春菜さんが高校生のころ、妻天野ベラの実家に母子3人でやって来て、春菜さんの母親を含めた全員が妻の洋服を持ち帰っている(写真⑥、左から3人目が春菜さん、一番右が妻)。その後も母親だけがやって来ては、しばしば妻に洋服をねだりお持ち帰りした事実がある。
さらに、春菜さんは、赤坂見附でウェイトレスのアルバイトをしていた事実があると妻は言う。水戸黄門で助さん役をつとめている原田龍二さんがお客さんとしてやって来られて「鈴木杏樹さんに似ているね」と声をかけられたことがあると春菜さんから聞いたそうだ。妻は何度も春菜さんやその母親に食事をご馳走しているし、決して豪華とは言えない成城の神戸屋で食事をしたこともあるから、他の参加者と比較すれば、お嬢さま育ちなどとは到底言えない。しかも、幼少のころから、またスーパーお嬢さまなどとは決して呼べない存在であることは明らかであろう。
そして、今や十八番となった「世界中に家がある」すなわちワシントンにも家があることは、裏を返せば、母親の再婚相手のご老人がお持ちになっておられる資産であり、婚姻によって母親が財産を共有するやいなや、直ちに自分の所有物としてひけらかすようではいただけない。
「見栄をはらなくても今のままで十分なのに、なぜそうまでするのかしら。お気の毒な上げ底お嬢様……」と、妻は嘆息している。企業の決算にたとえれば、粉飾決算と言えなくもないのではないか。さらに、番組からの出演者への取材が浅いのではないかとも考えるに至った。

コメント

_ (未記入) ― 2010/05/24 03:19

なぜコメントが入らないの?

_ スターパインカフェで萌え~ ― 2010/05/24 03:23

何度もコメ送ったが
投稿されましたの表示出ず。

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