赤松広隆農相とオーストラリアのスミス外相は20日、都内で会談し、日本の捕鯨や両国間の経済連携協定(EPA)について意見交換した。捕鯨への理解を求めた赤松農相に対し、スミス外相は反捕鯨の立場をあらためて表明。両者とも従来の主張を譲らず、溝は埋まらなかった。
赤松農相は「クジラは日本の食文化。理解してほしい」と述べたが、スミス外相は「外交の場や国際捕鯨委員会(IWC)で交渉して解決するのが望ましいが、国際司法裁判所に提訴する権利は留保したい」と応じ、南極海での捕鯨中止を重ねて求めた。
EPAについては、赤松農相が「日本には(生産者の問題など)センシティブな事情がある」と配慮を求める一方、スミス外相は「両国の国益のためにも早期の妥結を望んでいる」と積極的な姿勢を示した。
両国のEPAは2007年から交渉が続いているが、酪農など農業分野での日本の関税引き下げなどが障害となり、協議が難航。(共同通信)
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