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2010年5月24日(月) 19:25 |
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最大規模の日本糖尿病学会開催で
27日から3日間、岡山市で大規模なコンベンションが開かれます。 日本糖尿病学会の大会で、全国から集まる医療関係者はおよそ1万人、準備が進むとともに課題も見えてきました。
広場に屋根付きの広大なスペースが登場しました。 今月27日から岡山市内で始まる日本糖尿病学会の特設会場で、全国の医療メーカー60社が訪れる医療関係者を対象にここにブースを出展します。 学会では、岡山駅周辺の7箇所20会場で、2200の研究発表が行なわれ、1万人もの医療関係者が参加する予定です。 岡山市はこのようなコンベンション=学会や、大会の開催を積極的に進めています。 3月末には日本薬学会全国大会が開かれ、9000人が集まるなど、年間12万人前後がコンベンションで岡山を訪れています。 政令市となった岡山市は、2年前から「コンベンションシティー」を目指して積極的に誘致を行ってきており、件数も年々増え続けています。 ただ取材を続ける中で課題も見えてきました。 宿泊施設です。 岡山と倉敷を合わせてもホテルの客室数は4000室余り。 1万人もの参加者を受け入れる余裕がないのが現状です。 ホテルの手配など主催者から委託を受けた旅行会社は、あの手この手で工夫せざるを得ません。 3年前、同じ糖尿病学会が仙台で開かれたときには、宿泊・飲食・観光などあわせて50億円近くの経済効果があったといいます。 コンベンションシティーを目指す岡山市、まずは今回の学会の成功が今後のコンベンション誘致へ大きな鍵を握りそうです。
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