2010/01/19(火) 00:12:51 [メディア報道の闇]

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これも民主党「報道牽制」の成果か
召集初日も、「国会中継」無し

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「検察リーク」で調査チーム=捜査や報道けん制の狙いも−民主
 民主党は18日、小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反容疑事件に絡み、「捜査情報漏えい問題対策チーム」を設置した。同党は東京地検が報道機関に捜査情報をリークした疑いがあるとみており、元検事の小川敏夫広報委員長を中心に、報道の在り方を検証する。報道の情報源についても調査するとしており、検察の捜査や同党に批判的なマスコミをけん制する狙いがあるものとみられる。 時事通信Web) 1月18日付記事より参照のため抜粋引用/写真は「テレビ番組表(1月18日)」読売新聞紙面(切り抜き)1月18日朝刊より参照のため引用 

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民主党の報道牽制

 表題は、民主党が、小沢一郎氏(民主党幹事長)の土地購入問題の報道を事例として、「報道の在り方」を調査・検証するチームを設置した。民主党の、「検察の捜査や同党に批判的なマスコミをけん制する狙いがあるものとみられる」(表題)、と指摘する記事(時事通信)である。
 
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時事通信Web) 1月18日付記事
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 平たく解釈させていただければ、「検察リーク」への対策を掲げながらも、民主党にとって、国民に知られたくない、問題にされたくない、議論されたくない事柄は、(=イコール都合が良くない。それゆえ、それらは「報道してもらいたくない」、とする対策チームを設置したものと認識すれば、事の次第が判りやすい。野党時代に、自らが展開した報道、国会中継を通じた倒閣質問、そして、また「報道」を繰り返すことによる人間狩りの愚行を忘れたのだろうか。当時、民主党の「人間狩り」に遭った議員や識者は、概ね、小沢一郎氏のように、刑事罰が問われるような「瑕疵(かし)」は無く、発言や読み違えを執拗に取り上げたものであった。都合勝手も甚だしく、民主党首脳が、本来の報道の在り方や「言論」の意味を理解していない証左とも指摘できよう。

 表題の「対策チーム」が、報道封じ込めのためのものであるとすれば、いわば、中国共産党を模倣する同党による「言論封殺」の兆候とも指摘できる。政権交代後に、その兆候はすでに明らかになって来ており、商業メディアではないブログに対しても、アクセスが多ければ「マスコミ」とみなす(要旨)、との意味深気なメッセージを配している、との指摘があった。その意味で、表題の「対策チーム」設置、と報じられる事例は、いよいよ、民主党が、都合の悪い言論に対する封殺に出る“メッセージ”、と認識してよいのかもしれない。
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放送の「有」「無」は、「編集委員」が判断

 みなさまにはご存知の通り、この1月18日に、通常国会(第174国会)が開幕したが、NHKによる「国会中継」は無かった。第2日目の「中継」についても、放送するか、否か、については、まだ「判断」していない、とのことだ。

 では、誰が判断するのか、との筆者の問いに対しては、同局の番組編集委員が判断する、とのことであった。では、何をもとに判断するのか、と尋ねれば、内規による、とのことであった。何かといえば、「内規」との回答。その「内規」を視聴者に開示してはどうか、と問えば、言葉にやや詰まる。民主党に分が悪い、都合が悪いことは放送しないのか、との問いにもまた同様であった。長時間にわたったが、このようやりとりをさせていただいたので、後稿にまとめて報告させていただきたい。
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■ 主な関連記事:

NHK「国会中継無し」考 2009/11/06 
民主「国会中継無し」の闇 2009/10/25 

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▼ 1月18日の小稿

「メルマガが届かない」
奇怪な「センター試験」考 
小沢氏「集金と資産形成」考 

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 足が完治する暁には、有志とともに、NHKを細かく取材させていただくたく思う。先ずは短稿にて。

平成22年1月19日

博士の独り言
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路傍の花(筆者)
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 読者のみなさまにはお忙しい中、日々新たなご訪問をいただき感謝します。「国思う人は国士であり、若き国士は国の未来の財(たから)である」。少年時代に、国思う議員殿からいただいたこの言葉を、特に、昨夏、日の丸を掲げ、日本を守るために毅然と立ち上がった若いみなさまと共有させていただきたい。そして、逝去された国士の志を、国思うみなさまとともに毅然と引き継いでまいりたく思います。

  組織的な応援は何もなく、ごく普通の国民良識から応援をいただいて来たブログとして、たとえ困難や不当な圧力に遭おうとも、屈することはありません。瑣末なブログですが、絶えず前へ進み、一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えてくださるみなさまに心より感謝します。
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