2009/11/06(金) 03:09:18 [メディア報道の闇]

重要審議を中継しなかったNHK

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NHKはなぜ国会中継を放映しないのか
【読者からいただいたメッセージ】 今日の国会は、国旗国歌法、日章旗切り刻み、日教組の意向にもとづく教育政策、政策集INDEX2009、外国人参政権、夫婦別姓など売国政策に関する質問が山盛りでした。衆議院TVも回線がパンク状態で…何故?NHKが中継しないのか抗議の電話をしましたが、電話回線もかなり混雑しておりました。(要旨)とのメッセージをいただきました。博士の独り言/写真は一部を伝える産経新聞Web) 11月5日付記事より参照のため引用

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「見せたくない」「知られたくない」審議

 この5日は、なぜ、「国会中継」か無かったのか。「博士様更新お疲れ様です。今、衆議院の予算委員会で、自民党の下村議員が12日の臨時祝日のこと、国旗掲揚、民主党党旗に切り刻んだことを追及しています(最近接続状態が良くなく、途切れるのでまた後ほど録画を見ようと思いますが)。こういう日にNHKは放送しないですね。わかっててやってるんでしょうか」(要旨)と。同様のメッセージを多数いただきました。

 その後の、同審議に関する報道もまばらに映りますが、一部では偏(かたよ)った紙面と忌み嫌われている産経紙(Web)が、云く、「自民党が閣内不一致を印象づけるために、国旗国歌や外国人参政権、選択的夫婦別姓などのテーマを集中的に突いた“左派色あぶり出し作戦”が奏功した形だ」、と質問側にいささかの揶揄(やゆ)を入れながらも、審議の概要を伝えているかに映るので、先ず、小稿に参照させていただきます。

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産経新聞Web) 11月5日付記事(続き)
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 “左派色あぶり出し作戦”と謂うよりは、そもそもメディアが詳細に報じない闇法案に対峙し、そのスタンスの「国籍」や国害性を指摘・追及する。そこに、議題とする法案なり政策が、果たして、「日本国民の安全と生命と財産」を守る、尊厳を守るに価するものなのか、否かの基軸を明確に示すことができる。その典型というべき審議が、この5日の質疑にあったと拝察しています。この審議の様子こそ、ごく在りのままに、国会中継を以って国民に開示すべきです。それにも関わらず、NHKは中継しなかった。同日の番組表を観ても、国会中継に優先すべき番組が筆者の目にも見当たらなかった。なぜかだろうか、と。洞察すれば、多くのみなさまと同意見になります。
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意図的な「中継」無しか

 国会ではこういう質問をしますよ、との野党から与党への質疑の事前通告について、象徴的とも受け取れる記事がありました。云く、「前原誠司国土交通相ら政務三役が、国会の委員会質疑で、野党などの議員が官僚を通じて質問を事前に具体的に通告しない場合、事実上、答弁を拒否する方針を国交省内に示していることが(10月)29日、分かった」(JP 47 NEWS)と。1つの事例に過ぎませんが、傾向として考え併せれば、この5日は、自民党からどのような質疑が発せられるか、与党側はそのテーマ、事柄をある程度掌握していた。しかし、与党側からすれば、あまり国民に知られたくない内容であった、と認識して差し支えない。

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JP 47NEWS (Web) 10月29日付記事
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 それが、何らかの形で国会中継「無し」の実情に結びついた、と仮に認識すれば、事の次第は判りやすくなるのではないか、と。このような、観方が自然発生的に良識の中に生じても致し方ないことと思います。別の読者からこのような指摘も刻々といただきました。云く、「テレビとラジオの番組をチェックして国会中継がないことを確認して、ネットで視聴しました。混み合っていたため、見られたのは午後1時半をすぎていました。内容は、子供手当、インフルエンザ対策、国旗国歌、日教組問題(公務員の政治活動禁止など、かなり細かく)、教育基本法に対する考え、鳩山総理の株売却問題、民主党閣僚のパチンコ・労組との癒着(「癒着」という言葉に騒然としました)、外国人参政権ともりだくさんです。これを国民の目から隠すとは、NHKの罪は重いといえましょう。今、16時ですから、まだまだ途中ですし。今、対馬の土地購入問題が出ました。追求への期待と不報道への落胆でドキドキしています」と。率直で、ごもっともな指摘と思います。
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良識を無視した中継「無し」

 NHKへは視聴者からの質問に答えるべきかと思いますが、筆者の検証委員会へも明快な回答をいただいていません。与党側の意向を受けてのことか、意図的な「中継」無しの疑いは濃厚、と観て差し支えないでしょう。多くのみなさまがご存知の通り、かの8月12日も、麻生総理(当時)と鳩山代表(民主党)の直接討論が行われましたが、その時も、何の理由からか、確たる理由を視聴者に示さずに、自民党からのノーカーっと中継の要請を無視するかのように、このNHKをはじめ、各局は番組表に掲載せず、放送は一切無かった。メディアの欺瞞と指摘して差し支えなく、今般の出来事も軌を同じくするものと認識できます。

 みなさまのご協力やアドバイスをいただきつつ、こうした事例をつぶさにクリップし、然る時に、然るべき書に、事象の奥に確認するメディアの「事実」を厳として世に問うつもりでおります。

 一部から、貴様は他所の記事に引用するだけのブログか、くだらない(要旨)、とのメッセージを時々頂戴しています。いわゆる、他所の記事を単に貼り付けるだけの「記事」であれば、その言は該当するでしょう。しかし、小ブログでは、出典を明示し、ある時は購読者として記事を購入した上で、事例の参照として用い、しばしば、「他所の記事」
の「真」「偽」、「正」「誤」も問い、そこを端緒に自らの「声」で論考や国思う活動の報告を書かせていただいています。

 そもそも、このスタンス抜きでは、ブログを報告する意味はありません。瑣末ながら、斯様に自身を削りながら書かせていただいている側面があります。旧来の読者はよくご存知のことであり、書く内容をよくご覧いただければ、このスタンスは一目瞭然ではないかと存じます。僭越ながら、蛇足ですが、一言加えさせていただきます。


平成21年11月6日

博士の独り言
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■ 主な関連記事:

売国メディアの真実 2009/09/10 
TVの素性が判る「番組表」 2009/08/12 

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