プロボクシング「亀田3兄弟」のいとこ、亀田京之介くん(11)が23日、都内のワールドスポーツジムで行われた「キッズボクシング東日本U−15大会」35キロ級に出場。準決勝で判定勝ちし、6月20日の決勝へ駒を進めた。3兄弟の父・史郎さん(45)の年子の兄・浩之さん(45)の長男が、最強DNAを発揮し始めた。
亀田“4兄弟”と呼ばれる日も近い? 小学4年の榊原雅也くんに僅差で判定勝ちした6年生の京之介くんは「負けたと思った。手数で勝てた」と反省を口にした。
3兄弟と同じく、小学1年から空手とボクシングを並行して習い、4年からボクシングを本格的に開始した。前WBA世界Sフライ級王者・名城信男が所属する、六島ジムで腕を磨いた経験を持っている。
よりよいボクシングの環境を求め、今年3月に大阪から都内の学校へ転校。3兄弟と過ごす時間が飛躍的に増えた。この日の試合に向け、長男・興毅(23)からは「1Rから攻めていけ」と指示を受けていた。
6月20日の決勝に勝てば、8月8日の全国大会へ出場できる。「目標は世界チャンピオン」。京之介くんが、まずは日本一の称号を目指す。(江坂勇始)