NHK沖縄県のニュース　沖縄放送局

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名護市で移設反対集会開催へ

アメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐり、鳩山総理大臣が２３日、名護市辺野古へ移設する考えを表明したことを受けて、名護市の稲嶺市長などが移設に反対する地元の声を政府に示そうと、市民集会を５月２８日に開くことを決めました。
アメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐり、鳩山総理大臣が２４日、沖縄を訪れ仲井真知事や、名護市の稲嶺市長との会談で、名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸部に移設する考えを伝え、理解を求めました。
これを受けて、２４日、名護市の幹部と稲嶺市長を支持する市議会議員が今後の対応を協議しました。その結果、移設に反対する地元の声を政府に示そうと、稲嶺市長や議員などが主催して市民集会を５月２８日に開くことを決めました。集会では、１０００人以上の市民の参加を目指し、先の市長選挙で移設に反対する稲嶺市長が当選したにもかかわらず移設を迫る政府に、移設は絶対に認めることは出来ないという市民の声を伝えたいとしています。
名護市の稲嶺市長は、市役所で記者団に対し、「辺野古への移設がはっきりと打ち出されて、県内からは、怒りと失望が出ている。これまでも『反対』と伝えているが、もっと強く政府に訴えなくては、名護市民の思いが伝わらないのではという思いだ。地元に詳しい説明がない中で日米で協議を進めるやり方は許されるものではないことも訴えたい」と話していました。

05月24日　18時26分

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