サッカー・キリンチャレンジカップ2010(24日、日本−韓国、埼玉スタジアム)日本代表は南アフリカW杯前最後の国内試合となる韓国戦で0−2で敗れた。
前半6分、右サイドのこぼれ球を長谷部と競り合い奪った朴智星が、縦へのドリブル突破から今野をかわしエリア手前で右足シュート。ボールは横っ飛びした楢崎の手をかすめてゴール左隅に突き刺さり韓国が先制。
後半は韓国のキックオフで試合が再開。韓国は2人を交代したが、日本代表のメンバーチェンジはなかった。韓国ペースで試合が進む中、日本代表は後半17分、中村俊輔の代わりに森本を投入。後半28分には本田に代えて中村憲剛を投入したが流れは変えられず。さらに後半33分に遠藤の代わりに駒野友一を投入した。
日本代表は再三チャンスを作るもののゴールは奪えず、後半42分には大久保に代わり矢野貴章を投入。しかし、後半45分、GK楢崎が韓国・朴主永を倒してPK。2点目を決められて試合が終了した。
岡田武史・日本代表監督
「選手は全力で戦ってくれた。結果を出さないといけないので責任を感じる。もうちょっと崩せるかと思った。自分たちのやり方を信じて前に進むしかない」
長友
「悔しい。朴智星に負けたくなかったし、チームとしても負けたくなかった。きょうで終わったわけじゃない。前を向いて進みたい」
中沢
「勝ちにこだわって臨んだ一戦だったのでとても悔しい。もっと力をつけないといけないと感じた。こういう敗戦を糧にしないと次へ進めない」