国内最終試合を終え、サポーターにあいさつする日本代表の選手たち=24日夜、埼玉スタジアム、越田省吾撮影
韓国に敗れて引き揚げる駒野(3)、岡崎(9)ら日本代表の選手たち=24日、埼玉スタジアム、西畑志朗撮影
前半、韓国・廉基勲(10)と頭で競り合う中沢=杉本康弘撮影
前半、相手ゴール前で切り返す大久保(中央)=西畑志朗撮影
前半6分、朴智星の先制ゴールで喜ぶ韓国の選手たち=西畑志朗撮影
サッカー日本代表は24日、埼玉スタジアムであった国際親善試合のキリンチャレンジカップで、韓国に0―2で敗れた。日本はワールドカップ(W杯)南アフリカ大会前の国内最終戦。日本は4月7日のセルビア戦に続く敗戦で、ホームでの2連敗は5年ぶり。本大会に向けて不安を残す結果となった。
前半6分、韓国のMF、マンチェスター・ユナイテッド(英)で活躍する朴智星(パク・チソン)に先取点を奪われ、後半終了間際にはPKでFW朴主永(パク・チュヨン)に追加点を許した。
試合後、岡田監督は「選手は全力で戦ったが(韓国に)1年に2回も負け、申し訳ないと思っている。結果を出せず責任を感じている。我々は前へ進むしかないので、我々のやり方を信じて続けていくしかない」と話した。
日本はDF闘莉王(浦和)、DF内田(鹿島)がけがでメンバーを外れた。観衆は5万7873人。
今後日本代表はスイスで合宿し、30日にイングランド、6月4日にコートジボワールと親善試合を行う。6日に南アフリカ入りし、14日に1次リーグ第1戦でカメルーンと対戦する。
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岡田監督は試合後、日本サッカー協会の犬飼基昭会長に「このまま監督を続けてもいいんですか?」と口頭で進退について尋ねた。犬飼会長から「やれ」と慰留されたそうで、今後も指揮を執ることになった。