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民主・小宮山泰議員兄が宝くじ販売権で詐欺容疑

2010.5.24 19:35
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 宝くじの販売権を売るとうその取引を持ち掛け、知人から現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は24日、詐欺の疑いで、東京都内の宝くじ販売会社監査役小宮山徹容疑者(48)=渋谷区東4丁目=ら2人を逮捕した。

 捜査関係者によると、小宮山容疑者は、民主党の小宮山泰子衆院議員の実兄で、元自民党衆院議員で郵政相を務めた故小宮山重四郎氏の次男。1994年に重四郎氏が死去したのに伴い、96年の衆院選で埼玉7区から自民党公認で出馬したが落選している。

 捜査2課によると、小宮山容疑者らは宝くじ販売に関連する架空事業を持ち掛ける手口で、計3人から総額約3億3千万円を詐取したとみられ、裏付けを進めている。いずれも容疑を否認しているという。

 2人の逮捕容疑は「宝くじ売り場の権利を1千万円で譲る」と架空の取引を持ち掛け、昨年6月、都内の会社役員の男性(45)から代金の一部として400万円をだまし取った疑い。

 自治体から宝くじの販売業務などを受託しているみずほ銀行によると、宝くじの販売を始める際には、同行を通じて自治体に申請して承認を得ることが必要で、販売権が売買されることはないという。


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